「俺もおまえもちょろすぎないか2」
保住圭著
MF文庫J
2018年発行

高校1年生の星井出功成は、同じ学校の中等部2年生初鹿野つぶらと
絶賛生真面目交際中。

今回いきなりクライマックスですよ!
わたし的に。
クリスマスイブにつぶらのお母さんに「私をママにしてください!」なんて言われて
ムギュされちゃって。
(イラストで見ると、なんですか。つぶらちゃんより少し年上くらいの
超絶美人さんに描かれてて反則ですよ。うーん、このお母さん好き。)

それはともかく、1巻で物語のそもそもの発端だった、
功成くんが告白して玉砕した先輩青原稀が彼を好きになっちゃいます。
というか、告白されたときから実は好きになっちゃってたみたい?
功成くんと一度デートしたいという彼女につぶらちゃんOKしちゃって。
でも功成くんのこと信じてるつぶらちゃんだけど、
梅香さんと一緒に後をつけちゃって。
ふたりが親密になりそうな気配に飛び出しちゃうのでした。
そんな三角関係―いや、実は梅香さんも?
いや、幼なじみ的ポジションの彼女が功成くん好きなのは、
薄々感づいてましたけどね。
しかし、ニーソの中に指入れさせようとする女の子って、
今までラノベで見たことないような気がします。
なにげに変態。

やがて自分の中の本当の感情に目覚めるつぶらちゃん。
そして彼女と功成くんは、またひとつおとなの階段を―。

いやあ青原先輩がいいキャラ。
1巻の段階では明らかにモブだったのに、こんな形で引っ張りあげてきて、
作者の構成力さすがです。
モブをうまく育てると、面白さが増すの知ってます。
しかし功成くんモテるなあ。
しかもどうやら妹さんまでも?
最後の方の功成くんとつぶらちゃんの甘々イチャイチャぶりが、
恥ずかしいくらい素敵です。

多分続くと思うので、今後も期待マシマシです。

スポンサーサイト
05/26|Book(青春・恋愛・ラブコメ)コメント(0)トラックバック(0)TOP↑

「14歳とイラストレーター5」
むらさきゆきや著
MF文庫J
2018年発行

今回イラストレーターのユウト先生は14歳のコスプレイヤーでお手伝いさんの
乃ノ香ちゃん、作家のマリィ、イラストレーターのナストキュウリさん、
神絵さん、白砂さんと八丈島に旅行に出かけます。
ユウト先生以外全員女性だー。
美味しいもの食べたり、山登ったり、温泉入ったり。
もちろんお酒も入り大胆になった女性陣のエロエロシーンもあり、
楽しい旅行を満喫するのでした。
そして乃ノ香ちゃんはある決意を―。

全編八丈島旅行記なので、あまり起伏はありません。
観光ガイド的なお話になっていて、
もうちょっといろいろあってもいいかなーとは思いました。
でも、少しずつ仲が近づいていそうなユウト先生とナストキュウリさんの
微笑ましい関係、乃ノ香ちゃんが夢に向かって動き出すところが描かれ、
まったり旅行のあとドラスティックに動き出しそうなこれからの展開が楽しみです。

05/25|Book(青春・恋愛・ラブコメ)コメント(0)トラックバック(0)TOP↑

「可愛ければ変態でも好きになってくれますか? 5」
花間燈著
MF文庫J
2018年発行

新章突入です。

桐生慧輝くんは書道部の変態な女の子たちのせいでまともな恋愛ができないと考え、
彼女たちをまともにする「脱・変態計画」を遂行することにします。
変態な女の子たちにひとりひとりアプローチをかけ、
計画を完遂させようとしますが、筋金入りの変態たち相手にうまくいきません。
その合間に小春先輩と付き合っている友人翔馬の浮気疑惑に首を突っ込んだり、
球技大会の日に猫にパンツを捕られて困っている生徒会の愛梨を助けたり、
大忙し。
男を怖がっている愛梨ちゃんには好印象を与えることに成功しますが、
書道部のみんなのせいで、最後はとんでもないことに!?

相変わらず変態たちとの面白エピソード満載。
みんな変態じゃなければ、いい子たちなんですけどねー。
今回一番クオリティ高い変態ミッションは、
慧輝くんが公園でノーパンの妹さんにパンツはかせるシーンかなー。

翔馬の双子のお姉ちゃんが登場したり、
ちょっと前から出てきた愛梨ちゃんが重要なポジションになってきたり、
新章開始巻からワクワクしちゃいます。
次巻が楽しみです。

しかし、放課後の教室で女の子のリコーダーを舐めまわす男の子って
シチュエーション、ラノベで時々見ますが、思春期アルアルなんですかねー。

05/24|Book(青春・恋愛・ラブコメ)コメント(0)トラックバック(0)TOP↑

「閻魔堂沙羅の推理奇譚 負け犬たちの密室」
木元哉多著
講談社タイガ
2018年発行

好評第2弾。

父親の閻魔大王のかわりに死者の生前の行いをチェックし、
地獄へ送るか天国へ行かせるか判断してる沙羅。
彼女は自分がなぜ死んだのか知りたい者に、特別なゲームを持ちかけます。
真実は彼らの持っている情報だけで解明できるので、10分間で答えろと。
正解すれば生き返らせてもらえますが、
失敗すると、天国行きが決まってても地獄に落とされます。

今回は短編というか中編というか、三話収録。
どれも読み応え十分。
一応いつも基本パターンは同じなのに、よくアイデアが練られて、
飽きさせない工夫がなされています。
本作でいえば二話目が特に毛色が変わってて愉快。
今回閻魔大王が初めて登場したり、沙羅が今までにない表情を見せたり。
いろいろ堪能いたしました。

秋発行予定の第3弾も楽しみ。

05/23|Book(ミステリ)コメント(0)トラックバック(0)TOP↑

「緑衣の美少年」
西尾維新著
講談社タイガ
2018年発行

美少年シリーズ第八作。

美観のマユミこと瞳島眉美、大ピンチ。
その透視できるくらい常人離れした視力で美少年探偵団に貢献してきた彼女ですが、
眼科医の検診の結果、目に対する負担のせいで、失明する時期が早まったと。
それを知った探偵団は今回の作戦から彼女を外すことにします。
このたび彼らが敵対する組織、胎教委員会の主催で
短編映画のコンクールが行われるのです。
題目は「裸の王様」(アレンジ可)。
課題は「馬鹿には見えない服」。
組織に近づくため、探偵団も映画を作ることにしたのです。
しかし締め切りまで時間がない。
眉美抜き(それがいいことか悪いことかはさておき)の探偵団は
どうこの課題をクリアするのか。

ミステリだかなんだかわからないお話のようで、
探偵団の作った映画はなかなかミステリの精神にあふれているから問題なし。
特に団長の作品は感動的でいいわあ。

眉美さんの今後を考えると、センチメンタルな内容な今作。
これは完結に近づいているのかどうなのか。
次作は秋刊行予定の「美少年M」です。

あと、今回、創作の描いた眉美のヌード絵画を美術館から盗み出すお話の短編
「美少年盗賊団」が併録されております。

05/22|Book(ミステリ)コメント(0)トラックバック(0)TOP↑

「非オタの彼女が俺の持ってるエロゲに興味津々なんだが……8」
滝沢慧著
富士見ファンタジア文庫
2018年発行

高校生の一真くんと萌香さんはエロゲを通じて恋人同士となりました。
彼らの楽しくエッチなラブラブスクールライフを描いた
好評シリーズ第8弾です。

萌香が海外留学のため旅立ち一年。
もうじき日本に帰ってくる彼女を心待ちにしている一真。
そんなとき、現れた少女橘未来。
同じクラスに転校してきた彼女は一真が昔好きだった女の子。
彼女は一真くんに彼氏になってほしいと言います。
でも今や一真くんには萌香ちゃんがいる!
とまどう一真くん。
実は未来はエロゲの声優をしています。
その役作りのため、彼氏のフリをしてほしいという
彼女の希望を受け入れる一真くんですが、未来の本当の気持ちは…。

ところで、未来は今までもチョロチョロ出てきたエロゲのシナリオライター、
エ口(えろさんじゃないですよ、えぐちさんですよ)の娘。
そんな縁で、未来の相手したりエ口さんの仕事手伝ったり、勉強もしたい、
エロゲもしたいのに大忙し。
さらには萌香の妹涼香に誘われ、格闘ゲームの大会に出場することになります。
ある理由のため、何とか賞品をゲットしたいのです。
その賞品とは…。

今回メインヒロインの萌香が留学中のため、最後しか姿を現しません。
それでいて、読ませます。
さすが。

ラストの展開は、今までにうっすら予想をしていたところではありますが、
それでもビックリ。
今までで一番面白かった巻です。

さあ次巻からの三角関係が楽しみです。
だってねえ、一真くんが昔好きだった女の子対現在好きな女の子、
どちらの女の子も一真くんが好き、どちらの女の子ともキスしちゃった
(一方とはディープだぜ)、うひひ、ですからね(笑

05/19|Book(青春・恋愛・ラブコメ)コメント(0)トラックバック(0)TOP↑

「弱キャラ友崎くん Lv.6」
屋久ユウキ著
ガガガ文庫
2018年発行

アタファミというゲームの世界で日本一のプレイヤー友崎文也。
しかしリアルでは他人と付き合うのが下手でボッチな高校生。
そんな彼はひょんなことから、勉強でもスポーツでも人付き合いでも
高校カーストトップのクラスメート日南葵に特訓を受けることに。
その成果が徐々に上がり、友達も出来、
だんだんとリア充の楽しさを知るようになっていきます。

さて、今回友崎くんは日南さんからまたまた難易度の高いミッションを受けます。
彼の女友達のなかで、誰かと付き合うこと。
しかも同時に複数と。
さらにインスタグラム始めて、クラスメイトたちとのさまざまな写真を撮ること。
あと、文化祭に向けて実行委員になってクラスの決定に口を出していくこと。

なかなか大変なんだけど、でもね、友崎くん成長しちゃって、素晴らしい。
菊池さんの小説を元に演劇やるように提案したり、
みなみとも十分なかよくしちゃって、
彼女もなんか友崎くんのこと気になってそうだぞ。
バイト仲間でもある水沢とは他校の文化祭遊びに行っちゃうし。

前巻の胃が痛くなるような激しい展開のあと、穏やかに物語が進む今作ですが、
設定が出来上がっちゃってる人気作なので、安定した面白さです。
とはいえ、今回は友崎くんの恋愛模様に話が入りかけて、大事な分岐点のようです。
がんばれ友崎くん!
女性キャラクターではみなみの行動と、
菊池さんの自分の小説に対する思いが目立つ回でした。
あと、水沢深いなー。
ほんとに高校生か?w
竹井はグッジョブ!
イラストでは、たまちゃんの変顔がイイ!

さあ、次巻がすごく楽しみになってきた!

05/18|Book(青春・恋愛・ラブコメ)コメント(0)トラックバック(0)TOP↑



コトヤマ先生の「だがしかし」いよいよ最終巻です。

今回その第11巻は通常版に加えフィギュア付き特別版も発売されました。

ということで、そちらを購入しました。



コトヤマ先生の完全監修になるほたるさんのフィギュアなかなかかわいいです。

たがしかし! これでおしまいはさびしいぞ!

05/17|フィギュアとかカワイイものコメント(4)トラックバック(0)TOP↑

「三角の距離は限りないゼロ」
岬鷺宮著
電撃文庫
2018年発行

二重人格ものです。

というと、個人的に頭をよぎるのは外国での実際の多重人格症例をドラマ化した、
三田佳子主演の「私という他人」(→コチラ)。
かなり昔のドラマです。
ラノベでいうと最近読んだ「俺を好きなのはお前だけかよ」の8巻(→コチラ)。

この手の話の結末って、大抵、ひとつの人格が残って他は消えるか、
新たにいいとこ取りな統合された人格が出現し、他は消えるか。
多重人格がそのままで良いならともかく、治療されるべきとしたら、
最終的にひとつの人格にならなければなりません。
統合は別として、どちらかの人格が残る場合、
家族はおそらく長い間生活を共にしてきた元々の人格を生かしたいところでしょう。
ところが上であげたラノベの場合は、
新しい方の人格の女性と知り合った男が彼女を好きになり、
最終的にその人格の消滅に立ち会います。
彼にしてみれば自分の親しかった方の人格と別れたくなかったでしょう。
人格といえば命と同じですから、こうなると「ソフィーの選択」を連想しますね。
いずれにしても、二重人格、多重人格もののお話は、
消える方の人格と付き合いのあった者にとっては、
せつない結末になりがち。
もちろん、これはフィクションにおいてであり、
実際の症例においてどうかは知りませんけど。

なんてことを考えながら読みましたが、結論からいうと、
本書はちょっと違う展開でよかったです。
わたしはハッピーエンド厨なので、
人格がみんな健在でキャッキャやってく方が好きなのです。
それが正しいかどうかはとりあえず置いといてですが。

主人公の高校二年生、矢野四季。
彼はさまざまな場面で偽りのキャラを作って演じている。
二年生になった朝に、転校してきた少女の水瀬秋玻と出会い、一目惚れ。
ところが彼女は時々おかしな行動をとる。
彼女の中にはもうひとり春珂という人格がいて、
一定の時間ごとに入れ替わっていたのである。
落ち着いた雰囲気の秋玻とおっちょこちょいで元気な春珂。
ふたつの人格は極端で、学力も運動も趣味も違う。
彼女(たち)の秘密を知った四季は周囲にバレないようフォローする協力を申し出、
また四季が秋玻を好きなことを知った春珂は、
秋玻には内証で、こっそりと四季を応援すると言うのだった。
彼女(たち)はおたがい別の人格の時の記憶がないため、
その時から三人(二人)で連絡用の交換日記を書くことにする。
そんなわけで、春珂のうっかり言動によるいくたびかの危機を四季が取り繕って、
何とかやり過ごす日々が続く。
そんなある時、三人(二人)はクラスメイトと共にお台場に遊びに行くことになり、
楽しい時間を過ごすのだけど、その後事態は急変し―。

主人公と二重人格の少女のそれぞれの人格との三角関係。
主人公自体が他人との付き合いに素ではない仮面をかぶっているという設定が、
上手いです。
まあ、わたしも学生時代そんな感じだったので親近感あります。
言ってみれば、やむを得ず人格が分離しているヒロインと、
自ら上手くふるまうために人格を変えている主人公のラブコメです。
深刻なはずの二重人格ものなのに楽しく読めた、というのが正直な感想です。

ひとつ、二重人格少女が大したミスでもないのにバレたと思い、
主人公に二重人格を告白するのが気になりました。
もうちょっと度重なる兆候を描いた後でもよかったかも。
ただ、なるべく早く本筋に入るのがラノベの良いところですがね。

四季が恋した秋玻、第二の人格であり四季のことが好きな春珂、
四季はそのどちらとも仲良くやっていきたいわけですが、
春珂の「ひとりのわたし」でありたいという本当の意味が分かったとき、
彼は混乱します。
しかし担任の千代田先生の助けを受け、自分を賭けた勝負に出ます。
このクライマックスのくだりはかなり感動的。
さらに最後の場面も実にうまくできています。
読み応えありました。

冒頭部分の手紙からすると、今後どんな運命が三人(二人)を待っているのか
予断を許しませんが、あとがきによると、どうも続きそうなので、
次を楽しみにしております。

しかし、こうなると、未読の「失恋探偵百瀬」や、
「読者と主人公と二人のこれから」も読まねばいかんかのお。

05/15|Book(青春・恋愛・ラブコメ)コメント(2)トラックバック(0)TOP↑

「まさか勇者が可愛すぎて倒せないっていうんですか?」
真代屋秀晃著
電撃文庫
2018年発行

いやあ、またまたユニークな設定のラノベです。

主人公はゼルファリアという世界で魔王軍の配下、
死刻神将と呼ばれるナラク・ルシール・ローゼンバイヤー。
彼の世界では時々勇者が現れ魔族を破滅させて去っていくため、
次の勇者候補を事前に倒すため、日本のある町にやってきました。
奈楽将吾という名前で高校生になった彼はティッシュ配りのバイトをしています。
勇者は彼に触れると反応するためです。
彼は配下を二人連れてきています。
そのひとりマユリタは放火による重犯罪者で、
すきあらばナラクを殺し自由になりたいと思っています。
もうひとり、イグレシオはナラクに忠実、普段は高校の担任教師、
生徒の目がないところではナラクのパシりみたいなことやってます。
さて、勇者候補はクラスメイトの嵐渡乃愛。
彼女はやくざの組長の娘。
その反動で悪い人が嫌い。
いろいろポンコツな女の子だけどゲームに出てくる勇者に似てる、
奈楽くんのことが気になってます。
さて、勇者を殺したのではまた次の勇者が誕生するからダメで、
勇者の魂を抜かねばなりません。
そのためには相手の胸に触らなければいけない。
ところが乃愛は魔族が触れようとすると自然に光魔法が発現、相手を倒し、
自分も気を失ってしまいます。
さあ困った。
こうなったら乃愛と恋人同士になって気を許させるしかありません。
一方、クラスメイトの久保島純平。
彼は周囲からものすごい不良と思われてます。
しかし本当は彼が強いのはゲームの中の話。
それが誤って伝えられ、不良連中にも一目置かれる始末。
彼はラノベが好きで特に親友ポジションに憧れてます。
そんなわけで、周囲から煙たがられている奈楽くんの親友になろうとします。
ナラクは何とか乃愛の胸を触ろうとしながら、
いつの間にか彼女を気に入ってしまうし、
またナラクの婚約者のパチュアも魔界から来ており、
しっちゃかめっちゃかの大騒動が起こります。

みんながみんな、誰かの好きな相手のこと誤解しまくってるのが笑えます。
乃愛が父親の敵対組織に狙われたり、アクションもありますが、
なんといっても勘違いラブコメ模様がめちゃくちゃ面白いです。

05/13|Book(青春・恋愛・ラブコメ)コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
プロフィール

暗ヲ

Author:暗ヲ
にゃにゃにゃにゃにゃ♪

最新記事
最新コメント
カテゴリ
月別アーカイブ
最新トラックバック
FC2カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム