前川さなえ先生の「ひとり花とゆめ」が届きました。

女田中圭一と呼ばれる先生が、花とゆめ黄金時代の漫画のパロディを
描いた二次創作もの同人誌で、コミケで売っていたものですが、
わたしは通販で入手しました。

スケバン刑事、ガラスの仮面、パタリロ!、はみだしっ子、小さなお茶会、
動物のお医者さん、ぼくの地球を守って、赤ちゃんと僕(←これだけ知らない)
らしき漫画の短いお話やイラストがいくつか。

薄い本といわれるように、本当に薄いですが、楽しい本です。
お話も絵もよくできております。



裏表紙はもちろん…日ペソの実子ちゃん(笑

実はこの本は第二弾で、第一弾は「ひとりりぼん」。
そちらの方は知らない元漫画ばかりだったので、買いませんでした(笑



花ゆめ三人娘???のポストカード付きです。

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「哀しみのヒロイン」
奥友志津子著
秋田書店ボニータコミックス
昭和59年発行

奥友志津子先生は昔少女漫画少年(なんじゃソリャ)だったころ、
好きだった漫画家さんの一人。

この「哀しみのヒロイン」は、ボニータに掲載された連作
「わたしたちの賛歌」
「哀しみのヒロイン」
「世界は日の出をまっている」
「ハートに灯をつけて」
をまとめたものです。



仲良し三人組の大学生、卯生杳子(上の絵のまんなか)、
加賀美咲耶(同右)、岸本セラ(同左)を主役にした短編三作品に、
このなかでわたしの一番好きな咲耶をもう一度主役に抜擢した中編
「ハートに灯をつけて」。
ちなみに表紙の美女も咲耶であります。

三者各人の恋愛模様を描いてますが、咲耶の場合は相手は自分の叔父さん。
とはいえ実は血は繋がっていないアルアル設定。

彼女は年のわりに悟ったようなところのある、しっかりしてそうに見える女性。
両親が家にいない環境で子供のころから叔父と同居し育てられます。

この叔父さんというのが、30代で大学の講師をしている静かな雰囲気のイケメン。
咲耶の両親の豪邸に一緒に住んでますが、地位も財産もある(ように見られてる)
叔父さん目当てに寄ってくるご婦人方を今日も元気にけちらす咲耶さん。

まぁそんな複雑な環境で若者ならではの鬱屈も描かれますが、
静かに心の底に存在する叔父への思慕は、
やがて未来のハッピーエンドを予感してお話は終わります。

わたしは一人っ子なので、おねーちゃーんなお話やおにぃちゃあんなお話や、
さらには年の近いおじおばカンケイのお話に弱いのでした(笑

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「ポーの一族 春の夢」
萩尾望都著
フラワーコミックススペシャル
2017年発行

萩尾望都先生の名作「ポーの一族」の新作です。
雑誌フラワーズに連載されていて、最初の三話くらいは読んだのですが、
どうせコミックスになるだろうと思ったし、
なにせフラワーズ重いしとっておくのも場所とるので、やめちゃったのです。
というわけで、このたびコミックスになったので、めでたく最後まで読めました。

1944年大戦下のイギリスが舞台。
島に滞在していたエドガーとアランはブランカとノアという姉弟と出会います。
ブランカはエドガーを好きになるのですが、過酷な運命が彼らを…。

タイトルの「春の夢」はシューベルトの「冬の旅」中の歌曲。
全編を覆うモチーフになっております。
40年ぶりの「ポーの一族」なので、絵柄は変わっておりますが、
相変わらずモー様ならではの重厚な作品です。

来年には新シリーズも始まるらしいです。
40年の時を経て、ふたたび「ポーの一族」から目が離せません。
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月刊フラワーズ4月号が発売されました。

「ポーの一族」の新作「春の夢」も第三話となりました。

回を追うごとに面白くなってきてますが、話の流れはまだ見えてきません。

毎回楽しみではありますが、
分厚い雑誌を毎月持って帰るのはなかなかキツいものがあります(笑
02/28|Book(少女・少年漫画)コメント(0)トラックバック(0)TOP↑


月刊フラワーズ、昨年の7月号は萩尾望都先生の「ポーの一族」新作が掲載されたので、
かなり売れたようです。

その新作「春の夢」の第2話が今日発売されたフラワーズ2017年3月号に載っております。

いやあファンのみなさん、だいぶ待ちましたね。
今後は連載になるようです。
しばらく毎月買わねばなりません。
分厚い雑誌なので、置き場所がなあ。。





今号はエドガーのチケットホルダーがスペシャルふろく。



しかし「ポーの一族」32pなのに、ほとんど雑誌名ですな(笑
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「七生子シリーズ
死せる王女のための孔雀舞(パヴァーヌ)」
佐藤史生著
新書館ペーパームーンコミックス
1983年発行

佐藤史生先生はポスト24年組にあたる漫画家さん。

萩尾望都先生のファンで、彼女のアシスタントをしていたときのこと、
萩尾先生らがヨーロッパ旅行中、留守番して猫の世話をしていたら、
編集さんが来たので、描きなぐったようなものを見せたのがデビューのきっかけ。



ペンネームはソルティー・シュガーからとったらしい。
(ペーパームーンファンタジイシリーズ「少女漫画・千一夜」新書館、1980年。
における佐藤史生インタビュー「SFには精神を翔ばせる遊び心があるのです」より)

彼女の作品はSF系が多く、この七生子シリーズのような現代ドラマや
デヴィッド・ボウイみたいな女性、小尾倭さんが活躍するコメディ作品は
珍しいんじゃないかと思います。
SFないし怪奇ものに合いそうな彼女のソリッドなタッチ(しかしそこが魅力)は、
やはり少女漫画的な作品には合わなかったのでしょう。

本書は雑誌グレープフルーツに掲載された加賀見七生子がヒロインの七生子シリーズ、
「雨男」
「死せる王女のための孔雀舞」
「さらばマドンナの微笑」
「我はその名も知らざりき」
に「夢喰い」を併録。

ちょっと大人びた高校生の七生子に起こる、
ちょっと普通じゃないギリギリ危うい出来事を耽美的に描いてます。



画風も、お話の内容も、そして漫画の表現方法も、ヒロイン(肩幅広い)も、
少女漫画的ではなく、むしろ同人誌的とも思えるけど、
そこが妙に魅力的でわたしの好きな漫画のひとつ。

先にあげた小尾倭さんが主役のコメディも、絶対コメディに似合わぬタッチで描かれる、
シリアス・ギャグに惹きつけられるものがありました。

24年組の台頭の後、80年代に入ると、ポスト24年組の方々の活躍や
うまへた絵の漫画家さんの登場と、少女漫画の多様化する時代にあって、
佐藤史生先生の特異な才能は多分にマニアックではあったろうけども、
一方で光を放っておりました。

ただ…、彼女は2010年に亡くなってしまったので、
新たな作品を読むことが出来ないのが、なんとも残念です。

あらためてご冥福をお祈りいたします。
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フラワーズ7月号を先月号に続いて買いました。

先月号は吉野朔実先生の遺作が載ってたからですが、
今月号は萩尾望都先生の「ポーの一族」新作が掲載されてるからです。

「春の夢」と題された作品で、1940年代のイギリス郊外を舞台に、
エドガーとアランがひさしぶりに登場します。
エドガーとある少女との出会い。
それにシューベルトの歌曲「春の夢」が重要な役割を果たしています。

今回はVol.1で次は冬ごろらしいです。
待ち遠しいですね。

昔の「ポーの一族」とは何十年もの時を経ているだけに絵がかなり変わっているので、
ファンの方々がどのように感じるか興味があります。
表紙のエドガーの髪の毛の細かさがすごい!



なお本号には萩尾望都先生と山岸凉子先生の対談も載っており、
さらに付録で「訪問者」と「湖畔にて」がまとまった小冊子つき。
こちらは昔描かれた「トーマの心臓」の番外編ですね。
わたしは「湖畔にて」を読んでなかったのでちょうどよかったです。

さてさて、次の掲載が何月号かわからないので、買い忘れないように気をつけないと。
05/28|Book(少女・少年漫画)コメント(2)トラックバック(0)TOP↑


昨日のネットニュースで、漫画家の吉野朔実先生が4月20日に
ご病気で亡くなっていたことを知りました。

まだまだお若いこともあり、また本の雑誌社から出ている「吉野朔実劇場」の
数年に一冊ぐらいのスパンででる新刊はまだかなあ、なんて考えている矢先だったので
びっくりしました。



さらにいま店頭に並んでいる月刊フラワーズの6月号に「いつか緑の花束に」という
吉野先生の読み切り漫画が掲載されてるのを知って買い求めました。
遺作のようです。

相変わらず見ていてドキっとする人物の万華鏡のような目が印象的で、
霊が出てくるとはいえ若者の明るい未来を予感させるお話なので、
どうにも遺作と信じられない気持ちです。
私とフラワーズというインタビューも一頁載っています。



吉野先生の作品は若い頃、ぶ~けを毎月読んでいたときに「月下の一群」を知って、
そのスタイル画のような描線とおとなっぽいストーリー展開に魅せられました。

近年は純粋な漫画ではなく、漫画エッセイ「吉野朔実劇場」に描かれているような
読書家としての吉野先生に興味と憧れを抱いてました。

こんなに早く、吉野先生の新たな漫画も新たな読書話も読めなくなるのは残念です。

ご冥福をお祈りいたします。
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「だがしかし」
既刊1~4巻
コトヤマ著
小学館 少年サンデーコミックス
2014-2015年発行

長い間買うか買うまいか迷っていた「だがしかし」既刊4冊大人買いしてしまいました。
(4冊で大人買いというのもなんだけども)
前々から気にはなっていたのだけど、最近は漫画よりラノベ読む方が気楽なのよね。
何なんでしょうね。

「だがしかし」はもちろん皆様ご承知のように駄菓子漫画。
地方の駄菓子屋さんのひとり息子ココノツくんは漫画家になる夢があり、
父親のやってる駄菓子屋さんを継ぎたくありません。
あるとき、大手菓子メーカー枝垂カンパニーの社長令嬢、ほたるさんがやってきて、
ココノツくんの父親をヘッドハントしようとします。
しかし父親はココノツが駄菓子屋さんを継がないと行きたくないというものだから、
ほたるさんはココノツくんのとこにしょっちゅうやって来ては
あれやこれや駄菓子の魅力を教え、駄菓子屋さんを継がせようと教育するのでした。
そのほたるさんというのが美人で巨乳だけど目つき悪く三白眼。
毎回変なキメポーズでココノツくんの駄菓子屋さんに登場します。
そして毎回個別の駄菓子について蘊蓄を披露するのでした。
駄菓子愛がハンパなく、恍惚とした表情で、
お洋服べちょべちょにしながら駄菓子食べまくります。

女性はもうひとり、ココノツくんの幼なじみで彼のことが好きなサヤ。
ほたるさんにサヤ師と呼ばれる彼女はほたるさんに輪をかけた三白眼。
彼女の双子の兄でココノツくんの親友豆(とう)も加わり、
毎回駄菓子をめぐる馬鹿馬鹿しくも楽しいお話が展開します。

一話一話は短いですが、スタイル画のようなほたるさんに、
昔のガロに載ってた絵柄のようなココノツくんの取り合わせが
妙に魅力的なのです。
ちなみにわたしはサヤ師がかわいくて好きです(右上の2巻の表紙の女性です)。

登場する駄菓子は、わたしが子供の頃お世話になったふがしとかラムネとか、
菓子じゃないけどなつかしのようかいけむりやめんこのような遊びを始め、
わたしは近年知ったチョコバットやうんチョコのような新しいものまで、多種多様。
「だがしかし」を読むと駄菓子の知識が物凄く増えます。

そうそう、アニメも好評放送中ですが、深夜なので、
録画機ないわたしは観れないのじゃ…残念。
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「魔女はホットなお年頃」
竹宮恵子著
竹宮恵子作品集3、4
小学館
昭和54年発行

TwitterのTLで「魔女はホットなお年頃」というテレビドラマを知りました。
1970-1971年の作品で、主演は新藤恵美さん。

新藤恵美さんといえばボウリングブーム真っ只中に放送された
「美しきチャレンジャー」の主演で初めて知った女優さん。
「ウルトラセブン」のモロボシダン役で人気のあった
森次晃嗣氏が共演していたこともあり、話題だったわけですが、
わたしは新藤さんはこのドラマが初主演くらいに思っていました。
ところが、実はずっと以前から女優さんをなさっていて、
「魔女はホットなお年頃」は「美しきチャレンジャー」の少し前の主演作なのですね。

というわけで興味を持って調べたら、なんと竹宮恵子女史がドラマ放送当時、
コミカライズしていることを知り、Amazonで古本を注文し入手しました。

キツネのコン子が人間の女性に化け、魔法を使って様々な騒動を巻き起こしながら、
人間の少年と恋に落ちる話です。



竹宮先生の当時の輪郭の太い線による絵が興味深いです。
楽しいコメディなのだけど、時折挟まれる深刻な状況やミュージカルちっくな描写、
「自己批判」という言葉が世相を反映しているようです。

ドラマでは当時の美人女優、奈良富士子さんも出ていたようで、
どんな役柄だったのか興味を持ちました。
あの「奥さまは魔女」とちょっと似ているのですが、
この番組はちょうど「奥さまは魔女」の後番組なので、
ねらって作られたようです。
ちなみに「魔女はホットなお年頃」の後番組はあの「仮面ライダー」で、
以降昭和仮面ライダー時代が延々続きます。

漫画に話を戻すと、その後の竹宮先生の作品とはひとあじ違う、
元気いっぱいのヒロインの活躍ぶりが楽しい作品で、
1970年代の懐かしさが蘇ってきました。
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プロフィール

暗ヲ

Author:暗ヲ
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