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2017.02.25 (Sat)

私たちは生きているのか?


「私たちは生きているのか?」
森博嗣著
講談社タイガ
2017年発行

Wシリーズ第5作目。

ハギリ博士はアフリカ南端にある、ウォーカロンが大勢発見された村を訪れます。
もちろん護衛のウグイとアネバネも一緒に。
その場所でみたのは地下で生活しているウォーカロンたちと、
彼らを束ねる人間の老人―村長。
彼らは村長のすすめでバーチャルな世界を訪問します。
そこの住人のウォーカロンたちは、みな身体を捨て、
外の世界に頭脳だけを保存し、ヴァーチャルな村で生活し、
生産しているのでした。
驚きの世界でヴァーチャルな存在のハギリたちに危機が迫り…。

ヴァーチャルな世界の住人たちは夢で生産活動し、現実で生活します。
夢と現実の違い、そして生きているとは何なのか。

今回もデボラ大活躍で嬉しいです。
しかも萌えます。
ラストなど、トランスファなのに、なんと人間らしい。
あ、いや、だから人間とは何なのだろう…。

これからの作品は「青白く輝く月を見たか?」「ペガサスの解は虚栄か?」の
2タイトルが決まっています(つまりそこまで書き上がっているのでしょう)。

最初のは6月の発行予定。
まだ先ですが、実に楽しみです。
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2017.02.11 (Sat)

俺のペットは聖女さま4


「俺のペットは聖女さま4」
ムク文鳥著TOブックス
2017年発行

日本人の少年山形辰巳の可愛がっていたオカメインコのチーコが死語異世界に転生、
その世界の聖女カルセドニアとなり、かつてのご主人様辰巳を召喚、
ラブラブな関係となり恋と冒険の日々を送るイチャラブファンタジーの4巻目です。

今回は新年祭にむけ、
カルセドニアの育ての祖父でサヴァイヴ教団の最高司祭ジュゼッペが、
ある楽しい企てをします。
その結果辰巳とカルセドニアは、いよいよ結婚し、夫婦となるのでしたあ。

な、幸せなお話に、まあいろいろエピソードがからみます。
しかし本題は結婚。
いやあ愛するペットと結婚。
うらやましい人はうらやましいでしょう。
いゃ、そこまでのひとはあんまいないかな?
とにかく、異世界イチャラブファンタジーも節目の盛り上がりを見せるのでした。
成り行きが想像ついてても感動しちゃうな。
いやあ、めでたい。

今回も番外編が収録されております。
そちらもある登場人物たちの幸せそうなお話が二編。
ごちそうさまな4巻でした。

次巻も楽しみですが、WEB版が完結済みとのこと。
ということは、単行本の方も近いうちに終わる運命なのだな。
今から淋しさを感じてしまうのです。
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2017.01.05 (Thu)

ヒロインテイム・マイスター―契約と楔紋の空島生活―2


「ヒロインテイム・マイスター―契約(キス)と楔紋(ギアス)の空島生活―2」
砥石大樹著
MF文庫J
2016年発行

第二弾です。

ノエルを従者にした獣使いの鏑城九郎。
そんな彼のもとにシルヴィが押しかけ、彼女も従者となります。
そんな折り、九郎のいる浮島に因縁深い一柳厳斗が現れ、
九郎の引き渡しを要求してきます。
九郎の学園の理事長、鈴鹿は彼と従者たちを秘密の場所に匿いますが、
厳斗の魔手はそこにも…。
さらに今まで行動を共にしてきたスライム獣人のミアがスパイだったことがわかり、
九郎くんピンチ!
一方、厳斗は相当な獣使いである鈴鹿さえも倒してしまいます。
九郎くんと仲間たちはこの危機にどう立ち向かうのか?

前作よりさらに面白さ、イチャラブ度パワーアップです。
あれよあれよという間に展開が変わり飽きさせません。

いゃ面白かった。
でも残念ながら、「逆シャア」を思わせる感動的なクライマックスを経て、
今回完結です。
作者の方にはまた新しい作品でも楽しませていただきたいです。
08:23  |  Book(SF・ファンタジー)  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2016.12.29 (Thu)

戦うパン屋と機械じかけの看板娘6


「戦うパン屋と機械じかけの看板娘(オートマタンウェイトレス)6」
SOW著
HJ文庫
2017年発行

さあさあ人気シリーズ第6巻です。
奥付の表記は2017年1月1日発行ですが、実際は年内に発売されました。

怒涛の展開が一区切りついた前巻を受けるは、なんとシリーズ初めての短編集。
ちょっとした息抜き巻であります。
とはいえ、面白さは変わらず。

あの事件のあと、士官学校に放り込まれた、元親衛隊の少女、
ヒルダが学校に現れるという幽霊の噂の真偽を突き止めようとして、
大事件に遭遇するお話。

そして聖誕祭に悪魔と聖女の扮装をして子供たちにお菓子を配ることになった
ルートとスヴェンのエピソード。

どちらも今後活躍しそうな新たなキャラクターが出てきます。

さらに二つの短編の合間合間にダイアンの過去話←これが感動的。

面白さと感動お約束な作者からのプレゼントのような作品です。

さあ、今から次巻が楽しみで仕方ありません。
07:58  |  Book(SF・ファンタジー)  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2016.12.11 (Sun)

夜伽の国の月光姫5


「夜伽の国の月光姫5」
青野海鳥著
TOブックス
2017年発行

奥付は来年発行のクレジットですが、実際は先日発売されました。

アラフォーのおっさんが異世界でセレネという8歳の幼女に転生し、
おっぱいを追い求める姿を描いた勘違い異世界ファンタジーの最新刊です。

本編は3巻で終わり、4巻同様、今回もさまざまな時期に組み込まれるべき
エピソードの数々が語られてます。
短いのから長いのまで。

セレネの生前の時代のサイドストーリーがいくつか。
これはみな短い。
死んでからの話がひとつ。
これはわりと長いです。
死んでからといっても生きてるのですがね。
周囲の人々がセレネが死んだと信じた二年後のお話。
呪詛吐きの老婆を尊敬する少女がセレネが隠れ住んでいた場所にたどり着き、
セレネと出会います。
少女は師の敵と、セレネを殺そうとするのですが…。

このシリーズのエピソードのたいがいに当てはまりますが、
セレネの純粋な…というか、おっぱいのこと以外何も考えていない態度は、
味方も敵の心も和らげていきます。

今回もなかなか楽しく、読みやすく、面白いお話でした。

帯に最終章とあります。
これでおしまいかもしれません。
でも、まかりまちがって、また続編でないかなあ。
07:29  |  Book(SF・ファンタジー)  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2016.12.03 (Sat)

エルフ嫁と始める異世界領主生活3―異世界に医者がいると思った? 残念!―


「エルフ嫁と始める異世界領主生活3―異世界に医者がいると思った? 残念!―」
鷲宮だいじん著
電撃文庫
2016年発行

小笠原諸島の端っこにある小さな島、青根島村。
そこに異世界から突如現れたユングリングという世界。
ユングリングのリリガルド領主の娘アクセリアを嫁にしちゃった由太は、
領主となり今日も頑張っているのでしたあ。

さて、第3弾です。
今回も大変な騒動が持ち上がります。
由太が大きなけがをします。
しかしろくな医療機関がない。
さあ、困ったと思った矢先、現れたのが神聖魔法を使えるリリージョンという男。
彼にかかればどんな怪我もたちどころに回復…
ってリリージョンさんかなり変態なんですけど大丈夫?
そんなことがあって、リリガルドに医療体制をしこうとする由太ですが、
またまた法律の壁が立ちふさがります。

今回由太の母親が初登場します。
彼女は医者で、ずっと内地で頑張っていたのです。
その彼女と一緒に現れたのが、高校生で有力政治家の孫。
リリガルドを調査にきたといいますが、いきなり由太の嫁、
エルフのアクセリアにプロポーズしちゃって…。

相変わらずてんやわんやの展開ですが、今回はなかなか感動的なお話。
由太たちはリリガルドの人々を救うため、法律の壁に立ち向かいます。

さあ、次巻がまたまた楽しみです!
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2016.10.29 (Sat)

デボラ、眠っているのか?


「デボラ、眠っているのか?」
森博嗣著
講談社タイガ
2016年発行

Wシリーズ第4弾です。

ハギリ博士が研究しているニュークリアの建物に少女が侵入します。
彼女は武器も持たずにガードマンを倒し、
施設の中を下に下にと進み活動を停止します。

一方フランスでナクチュに似たコンピュータが発見され、
調査していたヴォッシュ博士はハギリを呼び寄せます。

少女を動かしていたのはデボラと呼ばれるトランスファで、
ハギリに人口知能間で勢力争いをしている敵の、人類への攻撃を防ぐため、
フランスのコンピュータを止めるよう要請するのですが…。

このシリーズ、巻を追うごとにエキサイティングです。
想像しえない展開に、あれよあれよという間によくわからないまま
物語に引き込まれます。
「キリが良いなんてことは、十年に一度くらいしかない」は至言だと思いました。
また、今回ウグイがちょっと人間らしさを見せるのが楽しいです。
次巻は発行予定は未定ですが、「私たちは生きているのか?」
そして「青白く輝く月を見たか?」。

タイトルに必ず?がつくので、Wシリーズではなく、
ハテナシリーズと呼びたいくらいです。
まてよ?
WシリーズのWはウォーカロンを指すはずですが、もしやWHATの意味もあるのかな?
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2016.08.20 (Sat)

エルフ嫁と始める異世界領主生活2―そうだ、この異世界に学校を建てよう―


「エルフ嫁と始める異世界領主生活2―そうだ、この異世界に学校を建てよう―」
鷲宮だいじん著
電撃文庫
2016年発行

東京都は小笠原諸島の端っこにある小さな島、青根島村。
そこに異世界から突如現れたユングリングという世界。
そこの領主の娘アクセリアを嫁にしちゃった由太は、
ユングリングの領主として今日も頑張っています。

由太、今回はユングリングに学校を作ります。
異世界の子供たちを教えながら、さまざまな問題に直面した彼は、
さらに人間とユングリングの民の間の軋轢を取り除くため、
合同の授業参観を計画するのですが…。

海竜のメロンちゃんがかわいいです。
エルフ嫁のアクセリアとは相変わらずアツアツですが、
今回は幼なじみの三咲にくわえ、ユングリングの少女フィレレにも好かれちゃって
モテモテ由太くん。
しかし学校で起こる問題の数々にそれどころじゃない?
困難をアイデアと人同士の絆でクリアしていく展開は感動的です。

まだまだ続きそうなので、これからも楽しみです。
09:34  |  Book(SF・ファンタジー)  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2016.08.14 (Sun)

サ法使いの師匠ちゃん2


「サ法使いの師匠ちゃん2」
春原煙著
GA文庫
2015年発行

魔法使いのジェラルドが召喚した伝説のサ法使い…
実は外見は可愛いけど口がうまく世渡り上手なジェラルドの師匠ちゃんこと鷺坂詩子。

今回はカルト教団に挑戦します。
教団に入信する村人が相次ぎ、困っているエルフの村を救うため、
詩子はお供のジェラルドやロザリア、村の修道女アルマと共に
カルト教団に立ち向かうのでした。
とりあえずパンスト教を設立して…笑。

不真面目真面目バイタリティあふれる師匠ちゃんが魅力的なシリーズ第二弾。
今回一作目より面白さ倍増です。
さらにかなり感動的な展開もあります。

続編でるかわかりませんが、まだまだ師匠ちゃんの異世界での活躍が読みたいのでした。
08:25  |  Book(SF・ファンタジー)  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2016.08.06 (Sat)

戦うパン屋と機械じかけの看板娘5


「戦うパン屋と機械じかけの看板娘(オートマタンウェイトレス)5」
SOW著
HJ文庫
2016年発行

お待ちしておりました第5巻。
激動と感動の一冊です。

前巻のラスト、ルートの戦時中の愛機の生まれ変わりであり、
彼の経営するパン屋トッカーブロートの看板娘であるスヴェンを
ゲーニッツに奪い去られ、おおおこれからどうなるのの激動の展開。

今回ルートはスヴェンを取り戻すため、スヴェンと同じ猟兵機である
レベッカの助けを借り、敵地に潜入します。
しかし再会したスヴェンはすでに緊急制御コードにより、
ゲーニッツを主と仰ぐ存在となっていたのです。
スヴェンの攻撃に、捕らえられてしまうルート。
起死回生の手段はあるのか。

前作から続くエピソードですが、今までにない面白さです。
登場人物も豪華。
見え隠れしていてそのうち出てくるだろと思ってた人やまったく新しい人、
それにすっごい昔にちらっと顔をみせただけの忘れてた存在がちゃんと活躍したり、
著者緻密な計算と構成力はさすがです。

そしてクライマックスではこれまでにない感動。
レベッカやソフィアのこれまで以上の情感が描かれるのも楽しいです。

今回一区切りのまとまり方ですが、もちろん6巻も予定されているようなので楽しみです。
07:11  |  Book(SF・ファンタジー)  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑
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