「桜色のレプリカ1」
翅田大介著
HJ文庫
2017年発行

この作品、びっくりすることに1、2巻が同時発売されました。
前代未聞…かどうか知りませんが、
とりあえずわたしはラノベでは見たことがありません。
あとがきを読むと作者の要望だったとのこと。
このあとがきの内容がまた素晴らしいのですが、
それと同時に作者の自信も垣間見れます。
なんと巻末には設定資料つきです。

まず1巻を読んだわけですが。
いつものように予備情報を得ないで読んだので、
途中まで世界観がわからずとまどいました。

主人公の六方カザネは「学校」の教師。
学校といっても正確には「特別心質保全矯正施設」というらしいです。
教師といっても17歳なんですよ。
さらに登場する小道具が未来的な部分があり違和感あります。
これは現代の話なのだろうか。
物語は教師の主人公と個性的な生徒たちとのイチャラブ風に進みます。
カザネには同僚の教師の恋人もいて、なかなか波乱万丈で楽しそう。
しかし休日も外部に出れないという設定はどういう学校なんだろう。
途中で戦闘シーンが始まり事情がわかります。

エプリオンという宇宙からきたタンパク質に感染した生命体が
驚異的な能力を持って人類を襲うようになり、
そのため人類は地下にシェルターを作り避難しているのです。
エプリオンの伝染体と戦うため、作り出されたのが戦闘用珪素生命体、
レプリノイド。
彼らは人間と見た目は変わらないけど、高い戦闘能力を持った存在です。
主人公の学校の生徒たちこそ、そのレプリノイド。
そして教師たちはレプリノイドに「人間らしさ」の教育をしているのでした。
カザネは理事長に依頼され、レプリノイドに紛れ込んだ人間を探すことになります。

という荒唐無稽なお話。
レプリノイドの生徒はそれぞれキャラづけがなされており、
教師を誘惑するもの、委員長タイプの少女、毎回ぶつかってきてパンツを見せる子、
無愛想で読書が好きな生徒と、人間による設定がなされております。
それによりお約束的イチャラブも起こるのですが、
主人公はレプリノイドに紛れ込んだ人間を探すうち、
人間とレプリノイドがどう違うのか悩むことになります。そして衝撃のラスト―。

ライトなのかハードなのか、どきまぎしているうちに1巻終了。
これは確かに意欲作。
続けて2巻を読みます。
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