「ある朝目覚めたらぼくは~千の知恵・万の理解~」
要はる著
集英社オレンジ文庫
2015年発行

「ある朝目覚めたらぼくは~機械人形の秘密~」(→コチラ)の続編です。

「エデン」という、職人や芸術家が店を構える集落に、主人公坂垣遼が越してきて
アンティーク雑貨店「エトワール」を開いてしばらく経ちました。
彼はまだ引っ越しの挨拶をしていない「エデン」の守り神といわれる
通称おんバァさんのところを訪ねることを思い立ちます。
おんバァさんは「エデン」の最高齢者で占い師。
彼女の家に向かうと、途中で双子の少女と出会います。
千恵と万理と名乗った双子はやはりおんバァさんのところに行くところだと
いいますが、白いモヤが出現し、「私たちは嫌われている」と言い残し、
双子は帰っていきます。
ひとりでおんバァさんに会った遼に、彼女は自分はもし何かが起きたら、
飼い猫を預かってほしいと云います。

その後おんバァさんは姿を消し、また彼女のもとを訪ねてきたとみられる女性も
行方不明となります。
遼やきら、その従兄弟たちは、占い師だと自称する双子とともに、
おんバァさんの行方を探そうとしますが…。

掲示板で悪い噂の流れるおんバァさんの過去と、真実。
遼のまわりで起こる不思議な出来事。

本格ミステリではありませんが(というかほとんどミステリではないような気もするが)、
登場人物たちの優しさが胸をうつ、素敵なお話でした。

「私たち、二人でいれば、無敵なの!」という、
新登場人物の双子がとても魅力的。
おんバァさんのお年寄りには見えない会話と行動力にびっくり。

続きが出るのを(出るよね)楽しみにしています。
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09/22|Book(ミステリ)コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
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