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2015.10.10 (Sat)

掟上今日子の遺言書


「掟上今日子の遺言書」
西尾維新著
講談社
2015年発行

西尾維新氏の忘却探偵シリーズ、早くも第4弾です。
今回は長編です。
そして第1作目の主人公で語り手であった隠館厄介氏が復活登場です。

いきなり空から少女が降ってきます。
ラピュタのシータみたくふわふわと…ではなく、
ビルの屋上から普通に落下してきて、なんと道を歩いていた厄介氏に直撃。
少女は意識不明の重態、厄介氏も病院送りとなりますが、やがて回復、
見舞いにきた旧知の出版社の人間に忘却探偵の掟上今日子さんに
調査依頼の仲介を頼まれます。
少女はビルから飛び降りたのですが、
ある漫画に影響を受け自殺を決意したようにとれる遺書を残していました。
このままだとその漫画の作者が筆を折りかねない。
しかし出版社の人は何となく違和感を感じている。
そこで今日子さんに真実を調査してほしいと。
何とか歩けるようになった厄介氏と今日子さんは
自殺未遂事件の調査を始めるのですが…。

飛び降り少女を厄介氏がある意味受け止めるというのは、
「人類最強の初恋」冒頭思い出しますね。

調査中、今日子さんははからずもセーラー服姿になります。
個人的には今回一番の魅力ポイントです。
また、セーラー服姿今日子さんの表紙イラストも素敵です。

厄介氏復活は一作目ドラマ放送に合わせたのかな、
今回本格的にワトソン役になったみたいだし、次作もなんかひきずるようだから、
シリーズ・クライマックスに向けての伏線なのかな。

厄介氏のラストのモノローグにある、「飛び降りを防ぐための方法は、
屋上に柵を作ることじゃない。落ちたら痛いと、ちゃんと教えてあげることなのだ」
という言葉はまったく同意。
どこまでも自殺や事故を予想して対策することはできないし、
起こってから訴えたり、責任を追及したりしても命は戻ってこない。

さて、本日から「掟上今日子の備忘録」ドラマ放送開始ですが、
多分最新作でしかも長編の本作までは使わないでしょう。
もし好評でしばらく後にスペシャル作られるようでしたら、ぜひ本作を!
今日子さんのセーラー服!

さて、次作は「掟上今日子の退職願」、12月発売予定です。
楽しみですね!

「それな」
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