「俺の胃袋は彼女に握られている。」
餅月望著
ダッシュエックス文庫
2015年発行

高校二年生の生紅亥十切(あかいとぎり)は吸血鬼です。
しかし大概の人間の血も血液パックも彼の身体に合わず、
お腹を壊してしまいます。
唯一美味しく飲めるのが、以前助けたことのある少女、
大財閥の当主である鳳翡翠、11歳。
翡翠は自分の血を吸わせる交換条件として、
いつも十切に無茶な要求を突きつけるのでした。
そんなわけで、十切は自分の尊厳を守るため、
他にまともな血の持ち主はいないかと探し求めます。
そして、巡り会った人狼の少女や人造人間の少女、
彼の命を狙う教会に属する昇天官の少女…
彼女たちの危機を助けて血を吸わせてもらうのですが…。

胃袋の平安のため、戦う吸血鬼の少年の物語。
彼を変態と思いこみ、ことあるごとに通報しようとするクラスメイトの女の子以外、
出てくるのがみんな10歳ちょっとの女の子という設定は珍しいように思います。
お笑い要素を抜けば立派なヒロイック・ファンタジーなのですが、
そうならないところがライトノベルならではの面白さ。

満腹にさせてくれるエンターテインメントでした。
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