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2016.01.16 (Sat)

フェノメノ 弐 融解/収縮 ファフロツキーズ


「フェノメノ 弐 融解/収縮 ファフロツキーズ」
一肇著
星海社文庫
2016年発行

青春怪談小説「フェノメノ」の第二弾です。
単行本の時は「融解ファフロツキーズ」と「収縮ファフロツキーズ」と、
別々の巻だったのを、文庫にあたり一冊にまとめたため、分厚いです。
460頁くらいあります。
ちなみにファフロツキーズ現象とは、空から魚とかカエルなど有り得ないものが
一点に大量に降ってくる怪雨現象のことらしいです。

一作目のラストで自分の真実の記憶を取り戻し、現実に立ち向かえたことで、
もう大丈夫、回復したと思い込んだ主人公の大学生山田凪人は、
クリシュナさんこと栗本詩那のもとを訪れ、ビートニク研究会へ入部したいと迫ります。
なんだかんだオカルトに惹かれてしまう凪人はビートニク研究会というより、
その一方で運営されているオカルトサイト「異界ヶ淵」に関わりたいのでした。
凪人の熱意にクリシュナさんは条件をつけます。
霊のみえる危険な美少女、美鶴木夜石と関わらないこと。
了承した凪人でしたが、相変わらず怪異現象に引き込まれてしまい、
夜石とも再会、またまた恐ろしい目にあう運命なのでした…。

本作の怪異現象はクリシュナさんの高校時代の事件が尾を引いており、
今回彼女の存在感が増しております。
聡明な高校生の弟も登場します。
また前作でちらちら顔をみせたクリシュナさんの師匠、滝田佐居も出番多くて、
脇役のレギュラー位置を確固たるものにしています。

かなり長いですが、そのぶん面白さも倍増、
つながっているお話を今回一冊にまとめたのは良かったです。
猫迷宮のお話は感動的でした。
猫好きにはたまらないのではなかろうか。

ラストの意外な展開にはびっくり、三巻が早く読みたくて仕方ありません。
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