「フェノメノ 参 四回廊事件」
一肇著
星海社文庫
2016年発行

青春怪談小説シリーズ第三弾。

友達候補である山田凪人をもっとよく知るために一緒に暮らすことにした美鶴木夜石。
一方優しい凪人は夜石をまともな人間にしようと、
「美鶴木夜石・健全化計画」を進めようとします。
しかしそんなふたりの前に怪異現象は容赦なく現れるのでした。

今回4編の怪奇なお話が収録されています。
さらに外伝ということで、登場人物のひとり女占い師の鴉さん主演の
『Raven Notes』―「鴉の備忘録」あるいは「貪り尽くされる物語」《前編》が併録。

印象的だったのは「見えない友達」での、ある女性と夜石との絶叫合戦。
例によって吐く夜石、嘔吐物を手で受け止める凪人、の場面はテンポよく、壮絶。
さらに捨てるとこがないため、仕方なく両手にゲロを載せたまま歩いている凪人は、
夜石に嘔吐物マニアかと訊かれてしまいます。可哀想。

感動的なのがエピローグ。
しかし感動と未来の可能性をちらつかせながら、
物語は主人公にとってどうやら衝撃的な展開になり、以下次巻に続く。

フェノメノ 肆は5月発売予定、最後の伍は7月発売予定です。
待ち遠しい…。
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03/20|Book(怪奇・幻想)コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
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