「怠惰でニートな魔王の世話をするだけの混沌(カオス)な仕事」
棺悠介著
一迅社文庫
2016年発行

公園で早朝稽古で戦っている二人の男。
篝野宗雲、蓮司父子。
それは星一徹、飛雄馬父子のような殺伐な雰囲気ではなく、
たとえてみればらんま1/2の父子に近いイメージかもしれません。
ともあれ息子の蓮司は父親に今まで一度も勝てません。
だって父親って、魔王様の側で長らく魔闘将として仕えていた強者だったのです。
父親は云います。
「お前は今日から家を出て魔王様にお仕えするんだ」
ええええええ
しかも息子が納得しないと自宅を爆破してしまうのです。
で、父親はどうするかというと、若い娘と伊豆のマンションで暮らすんですと。
あ、ちなみに蓮司の母親は彼が小さい頃に亡くなっております。
仕方なく魔王城に行く蓮司君。
ところが魔王城って普通の平屋の住宅なのです。
そのうえ中身はゴミ屋敷。
魔王様というのが、見た目は女子中学生、名前はゼノシオン。
大昔侵略の限りを尽くした結果、勇者との戦いに敗北、その後両者は仲良くなり、
勇者のすすめで日本にやってきて怠惰な生活を送っているのです。
彼女にはメイドのベルベリッタ(ベリ子)がいるのですが、彼女はもともと魔影将であり、
家事のスキルはありません。
勇者が魔王城にしょっちゅうやってきては美味しいものやお金をくれるのです。
そんななかで、蓮司君は執事として、家事の手腕を発揮していくのでした。

普段は高校生の蓮司君ですが、
ある日魔王様ご一行が生徒や養護教諭になってやってきて…。

後半蓮司君のクラスメートで退魔師の娘が登場し、魔族に戦いを挑んだり、
蓮司君が悪霊と戦ったり、ハラハラドキドキもありますが、
ほとんどはラブラブコメコメです。
特に魔王様大好きで蓮司君に敵対心を持っているベリ子に
家事を教えるエピソードが楽しかった。
ラノベの主人公はなんでたくさんの女の子にもてるんだろうなんてやっかみながら、
楽しく読みました。

続いても続かなくてもおかしくないラストですが、もっと続きを読みたい作品です。
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04/17|Book(青春・恋愛・ラブコメ)コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
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