「聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた」
井上真偽著
講談社ノベルス
2016年発行

「その可能性はすでに考えた」に続く第二弾、
「奇跡」を求める青髪の探偵上苙丞が再々登場です
(初登場は「恋と禁忌の述語論理」の一編)。

バークリーの「毒入りチョコレート事件」に代表される多重推理ものですが、
この手のはいくつもの推理が登場するので、読むのに時間がかかっちゃいます。

今回ある花嫁が砒素を用意し結婚式を迎えた最中、三人の人物が死にます。
犯人は誰なのか。
登場人物がみんな推理を披露しちゃう展開は苦笑。
いったん少年探偵八ツ星の手で犯人がいないことになるのですが、
やがて舞台は船上に移り、事件のとばっちりで愛犬を殺された組織のボスの前で
命懸けの推理合戦が始まります。
ここぞという場面で登場する上苙丞の「その可能性はすでに考えた」の名ゼリフに
真打ち登場の思い。このセリフが出るとワクワクするようになってしまいました。

今回も読み応えあり、いくつもの推理とその否定には脳みそが刺激されます。
よく考えられたミステリです。
怖い女だけどヒロインのフーリンが魅力的。

多分続くでしょうから、今後も期待。
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07/09|Book(ミステリ)コメント(2)トラックバック(0)TOP↑
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あれの続編ですかあ。また頭の体操ができそう。
From: めいり * 2016/07/12 08:25 * URL * [Edit] *  top↑
>めいりさん
頭の体操にはもってこいですね。
ひとつの事件にいくつもの推理は読むのも大変ですが、書く方も大変な労力なんでしょうね(^O^)
From: 暗ヲ * 2016/07/12 08:38 * URL * [Edit] *  top↑
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