「やり残した、さよならの宿題」
小川晴央著
メディアワークス文庫
2016年発行

著者三作目、ひさびさの新作はやはり感動作でした。

海沿いの田舎町が舞台。
そこにはトキコさまという時間を操る神様の伝説があります。
やり直したい過去に時渡りさせてくれる神様。
そんな町で小学四年生の青斗と鈴は夏休みを迎えています。
今回青斗はなんと学校の宿題をすでに終えています。
夏が終わると、鈴は両親の離婚によりこの町を去らねばなりません。
その前に楽しい夏休みの思い出を鈴に作ってやろうと、
一所懸命に考えているのでした。
そんなとき、ふたりは神社で美大生の女性、一花と出会います。
彼女は絵を描きにこの町を訪れたのです。
鈴は自分にも絵を描いてほしいとお願いし、
三人は夏休みを一緒に行動するようになります。
一方、町では謎の不審火事件が連続して発生していて…。
青斗は一花の不思議な力をみて、彼女をトキコさまと思い込むのですが…。

幼いながらしっかりした子供の感情が揺れ動き、そこにおとなの女性がからみます。
そしてクライマックスに明かされる驚くべき事実とその後に訪れる感動。

前作達に負けず劣らずいい話です。

この作者さんは寡作のようですが、毎回満足させてくれます。
次作も期待します。
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