「パノラマ島美談」
西尾維新著
講談社タイガ
2016年発行

美少年シリーズ第五弾、待望の刊行です。
といっても前作が先月の今時分ですから、そんなに待ってませんけどね。

さて、今回美少年探偵団の面々はパノラマ島にやってきます。
といっても、実際の名称は野良間島(のらまじま)なんですけどね。
指輪学園の元美術教師だった永久井こわ子先生に、
探偵団のアジト、美術室の鍵をもらうためにやってきたのです。
しかしそのためには、島に建てられた五つの美術館、孔雀館、雲雀館、烏館、白鳥館、
鳳凰館に隠された絵を見つけなくてはなりません。
それぞれ変わった見た目の美術館にはそれぞれ一枚ずつ絵が
展示されてるはずなのですが、普通に眺めてもわからないのです。
さあ、美術はどこにあるのか。
もし全部見つけられなければ、
先生は探偵団が乗ってきたヘリコプターをくれといいます。
異端のアーティスト、こわ子先生の絵はどこにあるのか。
眉美たち美少年探偵団は六日の間にそれを探し出さなければならないのでした。

奇妙奇天烈な美術館とそこに隠された前代未聞、空前絶後な絵。
そのひとつひとつが圧倒されます。

というわけで、宝探し編なのでした。
そうそう、今回ソーサク君がわりとしゃべりますよ。

さて、前作同様、短編が併録されております。
しかも大サービスで二本です。
「曲線どうか?」と「白髪美」。
このシリーズのタイトルはすべて江戸川乱歩の作品タイトルをもじってるわけですが、
「曲線どうか?」の元ネタははわかりにくいですね。
もちろん「二銭銅貨」です。
「白髪美」にはなんとあのひとがゲスト出演です。

そんなサービス精神旺盛な楽しい一冊でした。

次は「D坂の美少年」、来年春刊行予定です。
ちょっと開きますね。
まあ来月は忘却探偵の新刊が出ますから、それで我慢というところですね。
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10/22|Book(ミステリ)コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
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