「零の記憶 瞬く星と見えない絆」
風島ゆう著
スカイハイ文庫
2017年発行

昨年刊行された「零の記憶」の続編です。
人間に興味がない高校教師鈴宮一貴と霊の記憶が見える生徒如月零。
前作の事件を通じ、ちょっと距離感がせばまったふたりの関係。
しかしまた事件が起こります。

零がクラスメートの水嶋遙たちと山登りをした当日、
合流するはずだった遙の弟、陵が行方不明に。
一方、彼ら兄弟の暮らす養護施設の職員岩屋依里の他殺死体が発見され、
陵もまた死体で見つかります。
警察は陵が犯人だと結論づけますが、それを受け入れられない遙のため、
零は霊の記憶を見、一貴とともに事件に深入りすることになります。

前作を凌ぐ面白い作品になっています。
事件の背景がよく出来ており、現代風なミステリとして読ませます。
このシリーズはどうにもつらい人間の感情による犯行を描き、
それに対する主人公たちもなかなかにつらいものを背負っているのですが、一貴と零の感情が少しずつ近づいていく描写が微笑ましく救いになっています。

読み応えある素敵なシリーズなので、もちろん続刊希望です。
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06/11|Book(ミステリ)コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
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