「君に恋をするなんて、ありえないはずだった そして、卒業」
筏田かつら著
宝島社文庫
2017年発行

待望の完結編です。

高校三年生の飯島靖貴と北岡恵麻は本当はお互い好き合っているのに、
靖貴は誤解から恵麻を避けるようになってしまいます。
大学受験時期ということもあって、恵麻を避け勉強に打ち込む靖貴。
本心を伝えられずもどかしい想いの恵麻。
そして靖貴はあえて地元から離れた地域にある大学を受験し合格します。
ひとりで住むアパートも決め、明日は出発だという日。
友人たちとの会合の帰りに靖貴と恵麻はひさしぶりに再会します。
そこでもなんということもなく別れるふたり。
しかし帰途靖貴は今までの出来事を思い返し、彼女の気持ちに気がつき、
自転車を逆方向に走らせます。
彼女に向かって。

前巻の終わりあたりから、長い長いすれ違いドラマが続きます。
まるで川内康範の小説のようですよ。
読んでるこちらもせつなくてせつなくて。
でもクライマックスで…感動が何倍にもなって押し寄せます。
そこにだけ、たった一カ所だけ、
計算されあえて挿入されたイラストが盛り上げています。
これ、ずるいです。
いやーやったな飯島くん、よかったな恵麻さん。

おまけにふたりの後日談(というほど日時は経ってないけど)の短編が収録されていて、
こちらはもう読んでるこちらが顔赤らめちゃうようなお話です。
タイトルの“卒業”ってのは、ダブルミーニングなんでしょうな、きっとかっと。

いやー楽しかった。
また著者の別な作品にお目にかかりたいです。
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