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「メーラーデーモンの戦慄」
早坂吝著
講談社ノベルス
2018年発行

援交探偵上木らいちシリーズ最新作です。

前作でらいちによる謎の解明とともに、
ものすごいトラウマを抱えることになってしまった藍川刑事。
そりゃね、記憶ない時代とはいえ、あんなひどくてきもい事実があっちゃね(笑
警察に辞表を出すも慰留され、とりあえず休暇をとることになります。
そこで「自分隠しの旅」をすすめる男と出会い、
青の館に逗留することに。
そこには仮面で顔を隠した数人の客がいて―。
一方、世間ではメーラーデーモンを名乗る人物から死のメールを受け取った
ガラケー所有者が連続して殺される事件が起き、
上木らいちがその事件に関わっていきます―。

後半、青の館のメンバーによる事件の謎解きが始まり、
多重推理ものの形式になります。
最終的に藍川とらいちにより事件は解明されますが、
犯人により語られる動機はいかにも現代的で、
次々と現代社会の新しい文化をネタにしている著者らしいもの。

現代社会への皮肉と警鐘に満ちており、
SNSに支配された現代人への皮肉が含まれている点、
現代人として楽しく読ませていただきました。
最後に本書タイトルが回収される場面では吹き出しました。

相変わらずのエロミスぶりも健在。
青の館は「虹の歯ブラシ 上木らいち発散」に登場した場所ですが、
過去作品の登場人物がずらっと顔を揃えるオールスター?作品。
おかげで過去作引っぱり出してきて、いちいち確認しちゃったじゃないの。
さらに早坂吝先生ご本人も特別出演のサービスぶり。

相変わらずの面白さでした。
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09/06|Book(ミステリ)コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
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