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「青春敗者ぼっち野郎、金髪尻軽ギャルのお気に入りになる」
刑部大輔著
角川スニーカー文庫
2018年発行

なんか久々に純愛に感動しました。
波乱万丈な盛り上がりはないですが、すっごく楽しくて羨ましいお話。
「小説家になろう」発です。

一条純は高校二年生。
陰キャ、
ぼっち、
ガリ勉、
休み時間もずっと勉強しています。
放課後も図書室で勉強しています。
そんな彼に近づいてくる女の子。
金髪、
ギャル
―な見た目、
ビッチ
―と男子に思われている、
クラスメイトの派手な美少女橘かれん。
なんと彼女は彼に勉強を「おせーて」と言ってきます。
仕方なく教える一条くんでしたが、なんとそれ以降、
毎日放課後に図書室で勉強を教えることになっちゃうのでした。
さらに彼女は彼のクラスでの立ち位置を変えたいと思っているようで、
いろいろちょっかいをかけてきます。
遠足で―
サッカーゲームで―
そして教室のなかで―
かれんの影響によって少しずつ変わっていく一条くん。
というか、彼ってもともとぼっちな生き方を理想にしていただけで、
対人スキルないわけじゃないんですよね。
そんななか、かれんの一条くんに対する好意はどんどん加速し、
彼の方でも―。

もうね、ヒロインのかれんが可愛いです。
彼のために一所懸命です。
過去のある出来事が影響しているのですが、
それにしてもものすごいラブラブ攻撃ぶりです。
「また一緒にどっか行こーよ。百回くらい」
とか、
“愛してる。付き合いたい。結婚……して欲しい。”
とか、
“ファーストキス、押し付けなきゃ。”
とか、
いじらしくてたまらないです。
もうね、一条くん羨ましい。
ラノベらしいラッキースケベはないかわり、
なんだかんだ手繋いだり握り合ったり。
その握り方の強さ加減の描写で彼女の感情を表現しているのが上手いなあと。
デビュー作とは思えません。
もうね、デートだけじゃなく教室でも彼女は腕つかんじゃったりするんですよ。
あまあまがたまりません。
この、手を繋いだり腕をつかんだりするシーンが出てくるたびに
主人公たちもドキドキしてるんだけど、読んでるこちらもドキドキしちゃいます。

クライマックスはなにげに彼女の家にお泊まりしちゃって、
抱き合って寝ちゃうふたり。
次の朝、
「もう月曜日まで会えないよ……。胸が苦しい、寂しいよ……。」
かれんちゃんの独白がせつなく胸を打ちます。

彼女のまっすぐに彼に向ける純情と、彼女によって生き方を変えられ、
彼女にだんだんと気持ちを向けていく彼のラブコメは楽しく羨ましく、
一気読みしてしまいました。

ふたりのテストの賭け―負けた方が勝った者の言うことをきく―
の結果が出ていませんし、webでは絶賛続いているようなので、
次巻を楽しみに待ちたいです。
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10/02|Book(青春・恋愛・ラブコメ)コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
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